私の高校時代からの友人「Home Art’s Maeda」の前田君。
彼の手がけるRE・FORM、以前にもご紹介させて頂きましたが、今回も去年から1ヶ月程かけて全面改装をされています。
やはり、彼の感じている事も私と同じく、この阪神間にお住まいのお客様は、野暮ったいクラフト感ばかりでは通用しない。
無垢の重厚感の中にもラインを求め、只、ラインの細さだけではなく、しっかりとしたライン・・・
下記写真のカウンターをLABOで作り収めました。
長い方は3メートル75センチあります、高層マンション10階、勿論、エレベーターには乗りません。
手上げです。。。
そして、このカウンターに合う椅子を考えねばなりませんが、前田君と意見が一致した椅子、若くしてなくなられた「佐々木敏光」デザインSB-210、その椅子に鶯カラーが入った濃い目のグリーンの革を張って、、、
しかし、私たちプロの目にかなうモノは、どちらかというと、爆発的には売れないモノが多いみたいです・・・ 完売商品、いわゆる廃盤になっていたんです。
5脚並べたかったのですが、メーカーに無理を言い、日本中探してもらいなんとか3脚確保出来ました。
只、ペーパーで磨き上げ、仕上げをやり直します。
このカウンターにその椅子が並ぶまでには、もうちょっとお時間をいただきます。
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玄関家具、写真では分かりにくいですが、カウンターと同じナラ材で引き戸式で作りつけました。
まだ、ミラー取付けが完了はしていませんが、後は前田君のworkです。
洗面台も住宅機器メーカーのものでは合いません、全て、1から設計し、お客様オリジナルで完成しました。