いつもお世話になっています。
高槻市のKクリニックのK院長先生、、、
木がお好きでお家の方でデスクを作らせて頂いたり、改装させて頂いたり、医院の方も無機質ばかりではなく結構インテリアに凝られてます。
前回、医院の先生のデスクの横にウォルナットでキャビネットをお作りしたのですが、今回は看護婦さんが注射したり、血圧を測るのに使う台を作って欲しいとのご依頼でした。
まず、
第一に天板がガス式の昇降で高さ80~90センチでなければならない。
第二に天板は木を使いたい。
第三にキャスター付きで動く、止まる。
第四に大き過ぎなくてしっかりしているコトです。
一から作るととんでもない値段と時間がかかってしまいます。
代用出来るモノをネットや医療関係の方に聞いてみたが中々ありません、、、
灯台元暗しとはこのコト。
「コクヨ」のカタログをめくってみれば、「ナーシングカート」
「おおお!、コレ使えるかも?」
大阪東成区今里にあるショールームに電話してみる。
受付の可愛らしい声の女性が「ショールームに置いてございます」との一声に、直ぐ様、車を飛ばし現物確認!
メジャーを当ててみる、高さが高い・・・(-_-;)
90~105センチ、100ミリ落とさねば、、
しかし、天板は下からボルトで留めてある、外して埋め替えすればOK!
15ミリ低くなる。
キャスターの高さが135ミリ→56ミリに付け替えだ。
高さは一応クリア出来た。
後は持ち手のハンドルと下の台座部分を切り全体巾を縮める。
「イケル!!」
カタログ片手にそのまま高槻へ。
電話を入れると先生お忙しく11時45分迄にこられるべし(-_-;)
アホナビが何故か遠回りを指示するのだが、此処は東成区あまり縁の少ない所…
感を頼りにUターン、近畿道を目指すとアホナビがよみがえり最短コースを表示した。
「イケル!!!」
着いたのは11時43分。
何事も無かったかのごとく先生に御説明を、3分くらい?
先生 「竹下さん、一度それで作ってみてくれる」 イッパツOK!
ありがとうございます。
出来上がったのがコレです。
Before↓
After↓
パット見てあまり変化がないように見えますが、地味な変化でも、全く別モノの使い方に変わりました。
看護婦さん達にも受けが良く、なにか、走り回りましたがメッチャ楽しかったお仕事でした。
金物加工はいつもの守口市の金城さんです。
助かりました金城さん。